感覚統合とは?
感覚統合とは、脳がうまく使えるように感覚刺激を整理・処理する働きのことです。
私たちのからだの内側や外界からは、常に多くの感覚刺激(例:触覚・前庭感覚・固有受容感覚など)が脳に送られてきます。
しかし、それらの刺激は「そのまま」では役に立たず、目的に応じて使いやすい形にまとめる必要があります。
通常人間の行うすべての活動は
1五感からのインプット
2脳での感覚情報処理
3行為へのアウトプット
上記の順番で発生します。
この処理は主に脳幹や皮質下で行われ、うまく整理された感覚情報によって、人は環境に応じて意味のある・適応的な行動をとることができるようになります。
この一連の脳内の処理プロセスが「感覚統合」です。
当教室ではこの情報処理が適切に、かつ多くの情報を処理できるように「運動」という方向からアプローチをしていきます。