「子供の栄養状態が気になる」
「食習慣ってこれで良いのかな・・・」
本日は上記の声に基づいて「三大栄養素」について説明させていただきます。
自分は本職がトレーナーであり、その依頼の中で「ダイエット」や「食習慣改善」の指導も豊富に行っておりました。
子供と大人のダイエットは根本的に違いますし、個々人の食習慣を見てからでないと具体的なアドバイスは差し上げられませんが、今回は包括的な「三大栄養素」について記事を執筆しようと思っています。
「三大栄養素」とは炭水化物・タンパク質・脂質の3つの栄養素の事であり人間の活動や成長について欠かせない栄養素でもあります。
ぜひ本日の内容を参考に家庭のお食事メニューを振り返るキッカケにして頂けると幸いです。
執筆者:祖父江誠
職業:運動指導者
保有資格:
全米ストレングス&コンディショニング協会認定 パーソナルトレーナー(NSCA-CPT)
全米スポーツ医学協会認定 パフォーマンス向上スペシャリスト(NASM-PES)
カロリートレードジャパン認定パーソナルトレーナー(CTJ-CPT)
PHI ピラティス インストラクター (Mat Ⅰ&Ⅱ、Reformer、Tower、Chair、Barrel)
Pilates Synthesis Mat 修了
Pilates Synthesis Reformer&Tower 修了
Pilates Synthesis Chair修了
経歴:2025年8月、名古屋市瑞穂区に身体と心の土台を育てる
「「からだセンススポーツ教室」を出店。
さらに詳しい経歴はコチラ
【子供に必要な三大栄養素】炭水化物(糖質+食物繊維)
糖質は一言で言うと「体を動かす栄養素」です。
役割として身体を動かす時には基本的に体内の糖質を使用しております。
糖質は筋肉と肝臓にグリコーゲンという物質で蓄えられており、筋肉が動くときにこのグリコーゲンが使用されます。
筋肉内のグリコーゲンがなくなれば肝臓から補給され肝臓は身体の体脂肪をグリコーゲンに変換して蓄えてる。
ダイエットでは若干悪者にされがちな栄養素ですが、生命活動や日常動作、スポーツ動作などで幅広く重要な役割で使用されている為、「生きるために必要な栄養素」と言っても過言ではありません。
具体的に摂取できる食品としては下記に羅列した食品に該当されます。
ごはん、パン、うどん、じゃがいも、さつまいも、りんご、バナナ、スポーツドリンク(清涼飲料水)
食品に掲載されている栄養成分表示を確認して分量を確認するのが一番確実ですが、基本的にはお米などの白っぽい食品や果物、穀物などに多く含まれている。
【子供に必要な三大栄養素】タンパク質
タンパク質はこれも一言で表すと「身体を作る栄養素」といえます。
筋肉の合成にはもちろんの事、肌や髪・爪などの材料にもなるので良い身体を作ってく上で大切な栄養素です。
平均的な日本人の食習慣では「自分の体重×1g」の分量を摂取できている人は殆どいないと言われているので、まずは体重分を目指すのが適正な目標とされています。
具体的にはタンパク質を多く含む食材は「肉・魚・卵・豆類・乳製品」の5品目で大きく分類されております。
指導をしていての個人的な所感ですが、好みを考慮しながらも「肉魚」は男性向け、「豆類・乳製品」は女性向けで食習慣に取り入れやすいので、ぜひ自身の性別や食生活・味の傾向も考慮してタンパク質の摂取を見直してみて下さい。
【子供に必要な三大栄養素】脂質
脂質が役割が非常に広くエネルギーになりながら、身体のメンテナンス(免疫の維持や体温の調整など)も担当してくれる。
ただ1gあたりのエネルギー量が非常に高く摂取の過剰は肥満を進める可能性があるので摂取の増加には注意です。
具体的な食品としては、これも役割と同様に非常に幅広く摂取することが出来ます。
魚、お肉、チーズなどのタンパク質類やアーモンド、アボカドなどの炭水化物類、野菜など幅広くオリーブオイル、ごま油からも直接的な摂取が可能です。
また脂質には大まかに「良い脂質・悪い脂質」があり、ジャンクフードやスナック歌詞などの食品には悪い脂質が含まれているので、上記のジャンク類の食品を避けながら天然のタンパク質や炭水化物類から脂質を摂取するのがベストです。
【子供に必要な三大栄養素】まとめ
本日は子供や栄養素について全く初学者でもわかりやすいように、出来る限り簡単に三大栄養素についてまとめさせて頂きましたがいかがだったでしょうか?
どうしても運動指導という仕事をしていると「運動」のみに目が行きがちですが、成長の基本は「運動・食事・睡眠」の三つです。
この「運動・食事・睡眠」のサイクルが噛み合ってないとせっかくの運動も非効率になってしまいます。
これは大人も子供も例外ではありません。
改めて三つの中の一つを担う「食事」について今一度振り返って頂けるとこの記事を書いた甲斐があります。
本日も最後までご覧頂きありがとうございました。
興味がある方は、ぜひ一度、当スタジオでの体験レッスンにお越しください。見学も歓迎です!