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からだセンス運動教室は新瑞橋駅の徒歩1分にあるアダプテーション理論と感覚統合療法をベースにおいた体操教室です。

  1. アダプテーションと感覚統合について

  2. 講師紹介

【スポーツトレーナーが教える】子供の運動不足を解消しよう!定義や意識したいポイントについて解説します。

本日は「子供の運動不足」について広い観点から紹介をさせて頂きたいと思います。

「最近、自分の子供が運動不足ではないかと不安・・」

「うちの子、運動が嫌いで困っているんだけど、どのくらい運動させれば十分なの?」

自身のお子様に対して、上記のように考えている親近者の方は非常に多くの割合を占めます。

後述する運動不足の定義にもよりますが、運動不足のお子様は年代を問わず最大で40%以上にも上ると言われております。


執筆者:祖父江誠 

職業:運動指導者

保有資格:
全米ストレングス&コンディショニング協会認定 パーソナルトレーナー(NSCA-CPT)
全米スポーツ医学協会認定 パフォーマンス向上スペシャリスト(NASM-PES)
カロリートレードジャパン認定パーソナルトレーナー(CTJ-CPT)
PHI ピラティス インストラクター (Mat Ⅰ&Ⅱ、Reformer、Tower、Chair、Barrel)
Pilates Synthesis Mat 修了
Pilates Synthesis Reformer&Tower 修了
Pilates Synthesis Chair修了

経歴:2025年8月、名古屋市瑞穂区に身体と心の土台を育てる

瑞穂感覚体操教室」を出店。

さらに詳しい経歴はコチラ


子供の運動不足の定義について

子供 運動不足

まず結論から子供の運動不足は、1日60分以上の身体活動量を下回っている状態を指します。

運動不足を解消するためには、習い事やスポーツクラブなどで特別な運動機会を設けることも大切ですが、より重要なのは日常生活の中で自然に子供たちの運動習慣を引き出せるような工夫をすることです。

わざわざ習い事をさせるだけが運動不足解消のアプローチではありません。

例えば、テレビやインターネットなどの媒体を通じてスポーツや身体を動かす情報に多く触れさせることで、子供の運動への興味を喚起できます。

勿論。公園や体育施設などに積極的に連れて行き、子供が興味を持つ動作や遊びを見つけられる環境を整えることも効果的です。

ただし注意すべきは、闇雲に運動を強要してしまっては良くありません。

これは運動嫌いを生むだけでなく、身体を動かすことに消極的になり、ひいては社会性の発達にも悪影響を及ぼす可能性があります。

決して強要はせずに、多様な身体の使い方や遊びを自然に引き出してあげられるような配慮が必要です。

大切なのは運動量ではなく”動作の多様性”

子供 運動不足

運動不足の解消において重要なのは、単純な運動量の増加ではなく、動作の多様性です。

例えば、運動不足を解消するために野球のキャッチボールをひたすら繰り返させることを考えてみましょう。

確かにキャッチボールをすることによって運動量は増えるかもしれませんが、これでは根本的な意味での運動不足解消にはつながりません。

運動には「量」と「質」という二つの重要な観点があります。

運動量は定量的な側面を、動作の種類は質的な側面を表しています。

特定の動作のみを反復させることは、定量的な運動量は増えるかもしれませんが、一種類の単調な動きしか反復しておらず、運動の質の向上という点では問題解決に至っておりません。

真に大切なのは、身体の様々な使い方を模索し、動作の多様性を追求しながら、同時に適切な運動量(1日60分以上の身体活動)もしっかりと確保することです。

走る、跳ぶ、投げる、掴む、這う、回るなど、多種多様な動作パターンを経験させることが非常に大切です。

まとめ

子供 運動不足

本日の内容は以上になります。

子供の運動不足を効果的に解消するためには、運動の「質」と「量」の両方の観点から総合的にアプローチすることが不可欠です。

量的な側面では、1日60分以上の身体活動時間を確保することが基準となり、

質的な側面では動作の多様性を重視し、様々な運動パターンを経験できる環境づくり(公園、施設、習い事等)が重要です。

保護者や指導者は、運動を強要するのではなく身体の動きやスポーツに対する興味と関心を通じて運動習慣を育んでいく必要があります。

まさに「言うは易し行うは難し」ですが、日々向き合っていく事が大切ですので、まずは運動に対する情報に触れ合っていくことから始めていきましょう!

本日も最後までご覧いただきありがとうございました。


興味がある方は、ぜひ一度、当スタジオでの体験レッスンにお越しください。見学も歓迎です!

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